one for all , all for one
- 舞台監督 Y.U
- 2016年6月30日
- 読了時間: 3分
フムフム…(ブログを書いてと言われてひとまず先に書いていたユニ責と演出のブログを読む)
… …… ………
…この二人やっぱりキャラ濃すぎ(´・ω・`) 好き勝手書きすぎだよ笑
色々書いたので読むのがきつい人は途中飛ばして最後だけ読んでくれれば幸いです。
舞台監督のY.U.です。キャストを纏め、実際の演技を作っていく演出に対して、スタッフ、いわゆる裏方を統括して、また演出が考えた表現を形にしていくのが舞台監督の仕事。だたF組は舞台監督が一人、補佐も居ないので実務はチーフ陣に任せて日程調整だとか人事だとかより事務的な仕事がメインになりそうです。
これだけだとさすがに淡白なのでプロの演劇と比べながらクラス演劇の在り方について不躾ですが考えることを書いていきます。
一般的に、劇団や同じ学校内でも演劇部など、演劇が第一にあるプロの団体ならひたすら最高だと思える演劇を求めて修練していくのが演劇を創っていくということだと思います。題にもしている「one for all , all for one」という言葉がありますが、出来が追求されるプロの演劇の世界では、「このキャストは必要ない」とか「この演出は気に入らない」とかいう個人の意見は許されないでしょう。あくまでもそのような意見を主張する人は、ごく少数はその人の考えを突き通し、それに基づいた演劇を作り出し大成するかもしれませんが、大方は融通が効かない人と判断され仕事がなくなるはずです。そういう意味では「all for one」の部分、つまり演劇団体が一個人の一事情を考える余地はあまりないのがプロの演劇としては普通だと考えます。
ではクラス演劇はどうでしょうか。自分は、限られたメンバーの中で演劇を創っていくのですから、個人の事情を考えずに出来のみを追求しようとすれば誰かがやる気を失い、そこから破綻していくと思います。「all for one」を蔑ろには出来ない世界なのです。またいくら都合がいいからと言って少数人数で進めることなど以ての外です。クラスで行う演劇ですから、クラスメイト全員がなにかしらの形で演劇に関わらなければいけません。演劇に魅力を感じない人がいたら、彼(彼女)を端からクラス演劇から排除しようとするのではなく、まず演劇の魅力を教えようと努力するべきです。もし彼が演劇に参加した結果何か失敗があったとしても、責められるのは彼だけではありません。彼に演劇の魅力を教えることに失敗した側にも責任があるはずです。(あくまで自分の考えです)
自分が考えるのは、「クラスメイト42人全員に演劇に関わってもらいたい、また関わってもらえるよう努力したい」ということです。このクラスメイト42人で再び演劇を行う機会は二度とありません。「何でこの42人でやらなくちゃならないの?」と思うよりは「この42人だからこそ私達の演劇は完成するんだ」と考える方が絶対に良いし、それがクラス演劇のあり方だと思うんです。
思いっきり自分の考えを主張してしまったので責任取って夏休みは身を粉にして演劇に献身しようと思います。9月、結果がどうであったとしてもそれまでの活動に満足できるように動いていきたいものです。
ちなみに、「one for all , all for one」は「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」とされるのが普通ですが、二つ目のoneを「勝利」と訳して「ひとりはみんなのために みんなは勝利のために」と解釈することも出来るそうですよ。結果がどうであれと書きましたが、もし辛夷杯をとれたらそれはもちろん何にも代え難い最高の結果です!どうしても演劇に関われる程度には差が出来てしまうでしょうが、それでも絶対にクラス「42」人で創っていきましょう♪



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