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秋の声

  • 坂本未来役 Y.H.
  • 2016年9月4日
  • 読了時間: 2分

人から聞いた話ですが、数学的帰納法を用いて「人類皆ハゲである」と証明できるのをご存じでしょうか。 そもそも数学的帰納法とは、「n(n+1)(n+2)は6の倍数であることを証明せよ(n:自然数)」のような自然数についての命題の証明法の1つです。まずn=1で命題が成り立つことを示す。次にn=kで成り立つと仮定したときn=k+1でも成り立つことを示す。するとn=1で成り立つから2も、そして2で成り立つから3もと、芋づる式に全ての自然数について成り立つことが証明できます。 ではこれをハゲに当てはめましょう。髪の毛の本数をnと置きます。 まずn=1。つるつるの頭に1本だけ髪が生えている状態です。これはハゲと言えるでしょう(筆者の主観を含みます)。 次に、n=kがハゲの状態と仮定します。このときn=k+1はどうでしょう。ハゲ頭に1本くらい髪が増えたところでハゲから脱却はできません(筆者の主観を含みます)。 つまり、髪が1本のときハゲだから2本でもハゲ、すると3本でもハゲ…。続けていくと、髪が100本だろうが100万本だろうが「人類皆ハゲ」なのです! とまあこれが、辛夷に捧げたこの夏休みに、私が学んだ中で一番印象に残っていることです。 私が本公演で演じる「未来」は、40~50代の役だそうです。50にもなれば、人によっては美しく輝くハゲ頭が完成している頃ではないでしょうか(筆者の主観を以下略)。でも私はまだ髪が多い部類だと思うので安心して観にいらしてください。 遂に夏休みが明けまして。昨日は教室後方に置いた大きな大道具に威圧されながら授業を受け、LHRではパンフがお披露目される等、本番が近づいているのを実感する日々です。 初日は11日、9:30より。お楽しみに!

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